About

研究コンセプト

私たちの挑戦は「人を賢くする」ことです。

近年、AIの進歩によりコンピュータがどんどん賢くなっています。コンピュータが人の業務を奪う可能性もささやかれています。そんな時代において、私たちはコンピュータを道具として用いて「人間の知力を増幅する」ことを目指しています。

利用する道具次第で、人は賢くもなり、愚かにもなります。ならば、人を賢くする道具を作りたい。人を賢くする道具としてコンピュータを活用したい。

支援対象として、特に興味があるのは「読み書き」。読み書きを支援するソフトウェア環境、社会システム環境のデザインを目指します。

アプローチは2つ。知的活動の認知プロセスを解明する「認知科学」と、知的活動を支援する環境を構築する「インタラクションデザイン」。

研究キーワードは「ICT×知的活動」「ICT×読み書き」

研究コンセプト

 

研究室の愛称

研究室には2つの愛称があります。

ひとつは、研究色を全面に出した「HCIラボ」。人間とコンピュータの相互作用を研究する専門用語である「Human-Computer Interaction」の略称です。読みや手書きの認知研究、知的活動を支援する環境の構築を進めています。

もうひとつは、地域貢献色を全面に出した「読み書きラボ」。「前橋ブックフェス2022」が開催されるタイミングで、平田研究室とともに立ち上げました。学生による「本づくり」、前橋での「本のまちづくり」、読書の推進活動などを進めています。

研究室の愛称

主な研究活動

  • デジタル教科書の評価実験
  • 紙とデジタルでの読みのパフォーマンス比較
  • 読書に関する意識調査
  • 手書きの評価 (手書きの認知負荷、手書き力の尺度構成)
  • 文字や文書の感性評価
  • 読みを支援するデジタル環境 (読書SNS、VR読書、電子書籍リーダー)
  • お絵かきや入力の支援、美文字化
  • マルチタスキングを支援するウィンドウ環境
  • 文章作成とアイデア生成の支援

主な地域貢献活動

  • 学生による「本づくりプロジェクト
     作成した本は、群馬県内を中心にした関係者に本を配布しています
     -『つむぐ』(2023年11月発行)
     -『「めでたしめでたし」って言いたい!』(2024年11月発行)
  • 前橋での「本のまちづくり」
     シンポジウムの開催
     書店でのイベント開催の支援
  • 感じること・楽しむことを目的にした「読書2.0」の提唱
     読む場所や環境にこだわった読み方を普及させたい
     文字・活字をおしゃれなメディアにしたい

ホームページ制作

ホームページはHCI研究室1期生 (2023年3月卒業) の3名により制作されました。

  • 末吉 加奈
  • 小林 紅羽
  • 西澤 春名